進路選択に関して,瞬間日記の振り返り
普段,瞬間日記という,twitterの一人版みたいなもので,感じたことや気づいたことを書き留めている.
進路について頭の中がぐちゃぐちゃなので,日記を振り返ってみる.
2015/1/26 (大1)
自分が思う「役に立ちたい」は,物質的なことじゃなくて,もっと大事な,,なんだ??
困っている人を助けたい,どん底にいるような人に手を差し伸べたい.自分が遭ったのと同じような目に遭っている人,自分には到底理解できない苦しみのただ中にいる人,の役に立ちたい.自分は世の中の役に立ちたいんじゃなくて,虐げられている人を暗闇から救いたいんだ.
今思いつくのは,医療関係と教育関係.精神科医,精神薬の開発,医療機器の開発研究,教師.
自分はそんな清らかな心の人間??まあ思うだけなら簡単か.本気で役に立とうと思うなら,ひたすら勉学に励まなければならない....面倒くさい.
(2015年某日,
キリスト教に出会って自分の低次元さを自覚して,今は低次元な答えしか出て来ないから今考えるのではなく,自分をつくったあとに考えるべきだな,と思った.)
2015/10/14
自分が理系に進んでいてかつ音楽をやっているから音響やりたいって,武士の家に生まれたから武士になるのとなんら変わらないのでは.ほんとに自分が没頭することってなんなんだろう.先生の言う通り,なんとなく大学入っただけなんだから,理系も専攻も取っ払って,本当に自分が心惹かれる事を考えたい.
2015/12/25
この世の役に立とうとも,それらはすべて,肉のためでしかない,だから虚しい?それだったらひたすら神様を感じたい?理学進む?or肉のことは最小限にして神学に没頭する?
2016/5/3
精神科医ってれっきとした医者なのね.医学部で学んだ末に,精神科を選択するのね.だいぶ無理だなあ.なれるものになったほうが良いと思うな.技術者としてその世界に貢献する方法,絶対あると思うんだよなあ.情報収集しなきゃ.
2016/12/13
楽しむために一番必要なことは楽しむ心を持っていることだし,人の役に立つために一番必要なことは人の役に立ちたいと言う気持ちだ.職業とは限らない.
2017/1/27
(レイフ・エスキスの本を読んで)教育に強く心惹かれている.夢と希望を与える仕事,ごまかしではなく人生の世界の美を気づかせる.システム作って技術求めて果たして自分はやりがいはあるだろうか?
2017/2/7
自分がなりたいのは技術やじゃないのかもしれない.なれるか云々置いとけば,教師に惹かれる.精神科医に惹かれる.貧困問題と戦う人に惹かれる.
(2017年2月〜3月,
研究室に配属されて教授との進路面談しなきゃいけないだとか,周りで就職する人がいるだとかで,進路をよく考える時期だった)
2017/3/2
人が人生の質を向上させるのを助ける仕事をしたい.具体的に考えつくのが,教育(教師),フリースクールなどNPO法人,精神科医.NPO法人はまだ調べられていない.これから精神科医になる労力より(医学部受験,医学部6年,研修医),教師になる労力とリスクが小さいし(教職科目,教える経験),好きな事(数学)もできると考え,教師.医者は向いてそうだと思うところはあるけれども.
(4月から教職を取ることを決めた.)
2017/3/9
頭は悪い.数学的センスはない.コミュ力はない.人を思う心はあるかもしれない.自分の足りなさの認知は十分にある.
能力を置いとくと,自分は何になりたいのか.技術者,否.数学者,いや否.暗闇で虐げられている人を助ける人,人の価値を伸ばす人になりたい.しかし,こんなにも人と過ごすのが負担なのに,教師なんて務まるのだろうか.1日で発狂しそう.
2017/3/13
教師になるの,きついなあ.どこ行ったって,どん詰まり感.
全てがどうでも良い気分.一過性の気分だが,全てが無価値,無意味に感じる.
2017/3/27
企業行くの捨てて教員になるなんて,もったいないなあ...
教員向いてないしなる価値もわからなくなったし教職取るのやめようかなあ.
(2017年6月某日,
研究が楽しくて,この恵まれた研究室生活3年間を他のことに費やしたくないと思い,教職を取るのをやめた.代わりに研究者を志すことにした.)
2018/3/1
あなたは企業に向いていないよ,って先生に(飲みの席で)真面目な顔ではっきり言われた.企業以外って,残る選択肢めっちゃ少ないwwwww
2018/3/2
もーーーーードクターに行きたいわ.
2018/3/14
将来が見えない.このまま研究して,就職したとして,どうなるの?
研究職→大学教員? 研究職→マネージャー? 研究職→SE?
ベンチャー企業のSE?
それとも,ドクター行って最初から大学教員目指す?・・・①
それとも今進路変更して中高の教師になる?・・・②
①のメリット:今のこの居心地の良い環境で,自分の好きなように行きれる.今までやってきた事を活かせる.研究できる.学術的興味を満たせる.
①デメリット・足かせ:一般的にもいばらの道だと言われている中,自分はそんなに頭良くないし,手に負えない感.研究して論文書いて発表することに価値を見いだせるか.しばらく金銭的に自立できない.
②のメリット:人を育てる.人をつくる.虐げられている人を助ける.虐げられている人を助ける.対人,いろんな人を観察していろんな人と接して成長できる.
②のデメリット・足かせ:今更感.職場環境の厳しさ.毎日分かりきった簡単な事を教えることにやり甲斐を見いだせるか.コミュニケーション取ることに関して自分が向いていない.
でも,いつも,どの道もそんなに良いものじゃない(,あるいはどの道も自分次第で良い)って結論になって,進路変えないのがもっとも効率的,ってなるんよな.仕事の人生一番の甲斐を求めるのは間違いではないか?と気づいて思考をやめる.
先輩は,自分を高く売れる今就職しなかったら絶対後悔する,って思って研究所に就職した.別の先輩は,就活で研究所行けなさそうだし,ドクター行かなかったら絶対後悔する,って思って,ドクター行った.自分は,何に対して未練がある?やっぱり教職じゃないか?教職取らないって行ってから何度も何度もやっぱり,って戻ってきてるんだよ?今更って思考は,年を重ねれば重ねるほど,重くなっていく.
2018/3/20
(先生に相談した.)どっちもやる.研究もするし,教職も取る.
大学の先生を目指す,のは半信半疑だけど,研究職を仮置きして,まあどこかに落ち着く.それは,大学教授かもしれないし,中学校の先生かもしれないし,企業の研究職かもしれない.自分じゃ絶対その思考になれなかった.先生にひたすら感謝.
(教職を4月から取ることに決めた.)
(2018年4月,かねてから出そうとしていた論文が出せなくなり,やる気を一気に失った.自堕落な生活に陥った.そこから抜け出せなくなり,6 月末の今も引き続き低迷している.5月〜,研究室にもいづらさを感じる中,教職が良い逃げ道となり,学校ボランティアに行ったり,塾講師のバイトに力を入れたり,教採の勉強をし始めたりした.)
2018/4/27
ドクターに行ったら自分は破綻すると思う.真面目系クズ,根暗,サボリ魔.中高教員が良い落としところなんじゃないかって思う.
そもそも,研究して論文書いて発表するのって,楽しい?好き?今はなんか,どうでもいい.熱が入らない.
今一番良いなって思うキャリアパスは,院卒業→3-6年企業勤め→教職に転職.
2018/5/17
自分の研究をわかってなさすぎて先生に呆れられた.研究に向いていないとか頭が足りないなら辞めていいと思ってるし,なんでもいいと思っている.研究者の進路は自分の中で消えかかっている.
2018/5/23
上の人の機嫌を伺って生きてくの,すんごい嫌.やはり企業勤めは無理なように思う.なんか,教師になろうかなあ.
2018/5/23
またしても一週間の進捗が0である.先生に呆れられ,見放される未来が見える.まじ自分どうするんだ.なんかもうどうにも駄目人間だ.なによりやる気がない.
2018/5/28
「企業に向いていない人」を検索したらことごとく当てはまった.
2018/6/11
自分はそもそも教師になって何をやりたいのか.→子供たちを救いたい.精神科医,スクールカウンセラーのような,虐げられた人を暗闇から光へと導くとことをしたいと思った.教師は,一番難しい時期である中学生の一番そばにいる存在だと思った.そしてレイフ・エスキスの本を読み,このようになりたいと思った.あわよくば吹奏楽部の主任顧問になれてばりばり出来たら楽しいなあ.
(2018/6月某日,先生と相談して,卒業後すぐ中高の教職につくことを目指し,研究は最低限卒業できる程度にすることを希望した.)
2018/6/26 今に至る.
特別支援学校のボランティア
大学のすぐ近くに特別支援学校があって,
教職課程の学生支援の一環で,学生ボランティアが募集されている.
内容は,
特別支援学校の昼休みの時間(35分間)に,児童・生徒と一緒に遊ぶ.どこかへ行かないか,危険なことはしないか見守る.
というものだ.
毎週.週に3回,募集が行われている.
教職を本格的に考え始めたのと,
特別支援学校の児童・生徒への興味,
研究から逃げたい気持ちもあって(),
乗り気になり,今日初めて参加した.
特別支援学校の児童・生徒との関わりの記憶は,
小学4年生の時と,高校2年生の時.
小学4年生の時は,道徳の時間かな?
地域の特別支援学校のクラスと交流する時間があった.
奇妙な歩き方をする人,奇声をあげる人,ろれつの回らない人などがいて,
正直,気持ち悪い,近づきたくないと思った.
なんでこの人たちはこんな風に生まれてきたのだろう,不平等な世の中だ,と思った.
高校の時は,音楽部で特別支援学校へ演奏しに行く機会があった.
この時も,気持ち悪い,と思った.
よだれで濡れた手で楽器に触ってくる子とかいて,触んじゃねえ,ってめちゃくちゃ嫌な気持ちになった.
演奏が下手な部活だと思っていたし,音楽祭とかできいてもらうのではなくて,音楽の聞き分けができないこんな人たちに向けてしか演奏できないなんて,と惨めに思った.
(←今思えば,心に届くことを願って,いい影響を与えることができることを信じて,感動を届けられるような演奏を目指せばよかった話.)
なるべく関わりたくないと思っていた.
自分の子供が障害を持って生まれてきたら絶対嫌,と思った.
その意識が,大学3年生の時,特別支援学校で先生をしている人と話をする機会があって変わった.
彼女は,キリスト教で神様を信じている人だったが,
彼らにしか神様にして差し上げられないことがある,彼らにしかできない愛がある,と言っていた.彼らから栄光を受けるため,と,聖書にも書いてあるらしい.
私はそれまで,欠陥や不都合が重なって,不幸なことに障害のある人が生まれて来るのだと思っていた.
しかし,神様がわざわざその人のためにその障害を授けている,ということが有り得るのかもしれない,と,その人と話して初めて思った.
確かに,
他の感情なく,脳100%全力で喜びを表現することができること,
人を憎むことや恨むことを知らず,悪いことをすることを知らない,綺麗な心,
とても尊いことだと思う.
普通の人ができる能力を削られている分,何かの能力にものすごく特化している,というのは,絵の才能,音楽の才能など,わかりやすい形の能力であれば,耳にする話だ.
その人と話した時から,どんな魅力を持っているのだろうか,と,障害を持った人に興味が湧いた.
(障害を持った人,っていう言い方,どうにかならないのかな.)
気持ち悪い,という印象は変わっていなかったので,
今日の参加は,結構覚悟した気持ちだった.
気持ち悪い現場を見たとしても,きっと気持ち悪さの向こう側に尊い魅力があるだろうから,目を背けないで,観察してみることにしよう,と思った.
服はきっとよだれまみれになるだろう,と思って,替えの服を用意した.
でも,行ってみると,記憶の中の特別支援学校の児童・生徒と違い,元気に走り回る小学生たちがいた.
女の子にこんにちは,と言うと,笑ってじゃれてきた.
すれ違う男の子がいたので,こんにちは,と言うと,満面の笑顔で手をふってくれた.
走っている男の子を追いかけて鬼ごっこをした.
そりに乗った女の子,男の子の背中を押してあげた.
あまりにも普通で,衝撃を受けた.
普通の子たちと,一体何が違うのだろう.
35分,楽しく遊んで終わった.
よだれは一滴も服につかなかった.
確かに,会話はあまり無かったし,
誰かと一緒に遊んでる子はいなくて,みんな一人で遊んでいた.
でも,押すよ?と言ったら,いいよ,って返ってきたし,
終わりの時間になって,終わりだよって言ったら,素直に終わったり,まーだ!って駄々をこねたりした.
普通の子どもじゃん.
遊んだのは外の校庭?だったし,障害の軽い子たちだったのかもしれない.
また,普通の子どもをよく知らないから,比べればやはり違うのかもしれない.
30分しか見ていないから,もっと見て,もっと関わって,
何が普通の人と違って,何が同じなのか,
どういう障害を持っていて,なぜここにいるのか,
その子の性格,
いろいろ知っていきたいと思った.
ということで,継続的にこのボランティアに参加させてもらうことにしようと思う.
明日も行く.笑
あとで調べてみると,特別支援学校のホームページに障害の状況が乗っていた.
知的障害 9割,重複障害((肢体不自由・視覚・聴覚等の障害をあわせ有する者) 1割.
障害の種別は,
自閉症又は自閉的傾向 48%
ダウン症候群 14%
てんかん 14%
眼疾患・弱視 1%
その他 23%
(HPに載っているのは人数.)
漫画「光とともに...」の主人公 光は自閉症児で,感覚過敏があり,触られるとかんしゃくを起こしていたけど,
今日遊んだ子たちに触れられて嫌!ってなった子はいなかったな.自閉症にも色々あるのだろうか.
言葉をきいたことがある程度なので,知っていきたいな.
4年ぶりにブログを
4年ぶりにブログを再挑戦してみようかな.
以前の記事が,2015年の1月,大学1年生の終わり頃.
今,大学院1年生になった.
記事読み返してみて,あの頃が懐かしい.
変わったような,変わらないような.
とりあえず4年も経っていることに驚き.
ブログ書きたい理由は,4年前と同じだな.
上手く話せるようになりたい.
自分を見つめたい.
あった出来事や感情,気づきなどを記録しておきたい.
ただ,続かないのが自分の性,,,
またすぐ途切れるかもしれないな.笑
夢
今更仲良くなるなんて世間の父親と娘の典型すぎて恥ずかしい、一生このままの距離でいよう、って思ってた時もあったけど、
そんなの今どうでもいい、そうやって親戚に笑われたっていいや、って思う。
でも、今までずーっと取ってきた態度を変えるのって、割と難しくて。
とりあえず、挨拶する時に目を見るように頑張っている。
目を見ると目が合うって事は、自分が下向いてても父親はいつもこっち見てるんだな…
あと何かきかれた時は自分から、声のトーン下げずに他の家族と話す時と同じように答えるように頑張っている。
今まではというと、母親が答えてくれるのを待って、母親が言い出さなかったら仕方なくこわい声で答えとなる単語だけ言ったり。
完全に、自分が普通に話せば解決する話なんだけど。
自分、ざこい(笑)
こんなちょっとずつじゃあ、いつまで経ってもなあ。
まあ、とりあえず、目を見るよう、このまま毎日頑張ってみる。